国立市 空手 糸東流空手道正修館 国立道場

伝統派空手とフルコンタクト空手の違い


伝統派空手のことは伝統派、フルコンタクト空手のことはフルコンと呼ばれているようです。

諸説あるようですが、伝統派は15世紀頃からフルコンは1950年代頃から発生したようです。(防具付き空手は1920年頃)

競技人口ですが伝統派は日本で120万人、世界で7000万人、フルコンは日本で20万人、世界で2000万人といわれています。競技登録を行っていない人たちなどを合わせると世界で1億人以上いるのではといわれています。
ちなみに柔道は日本で20万人、世界で200万人のようです。
調べてみると空手の人口は多いんだなぁと思います。ただ人口は多いんですが流派が沢山あってなかなかオリンピック種目に選ばれなかったんだと思います。その点柔道は講道館という一つの流派だからなんでしょうね。



伝統派というのは簡単に言うと寸止め空手のことをいいます。

寸止めといっても、いざ戦うとお互い動いてますし、突く瞬間に相手が前に出てくれば当たることもあります。
ただし子供の大会や組手での練習ではメンホーという頭部を守る防具を使用していますので鼻血がでたり頭部が骨折するということはありません。
怪我というと、蹴りを出したときにヒジやヒザを間違って蹴ってしまい痣になることがありますね。あとはお互いに蹴りを出して足どうしがぶつかる時があります。今まで子供の稽古で骨折を見たことはありませんが。

そして、伝統派の道場では形を非常に大事にしています。
もともと空手には形しかなく、現在の基本稽古や組手稽古などはなかったようです。
道場によりますが組手稽古は一切無く、基本稽古と形稽古のところもあるようです。



フルコンというのは直接体に打撃を与える空手のことをいいます。

直接体に打撃を与えるといっても、手技による顔面攻撃は禁止されています。足技での顔面攻撃はOKです。
子供の場合は頭部にヘッドギアを付けて、足にはサポーターを付けるので衝撃力は相当減ると思います。
ただ直接打撃を与えるのでダメージは残ります。小学校低学年であれば技術も低く、力も弱いのでダメージはそこまで残らないと思いますが、小学校中学年位からは体も大きくなるのでダメージは大きいと思います。
私は成人してからフルコンを始めたのですが、足を蹴られて正座ができないときが何度かありました。
ただ直接打撃を受けるので痛みというものがよくわかり、道場以外では使ってはいけないというのが身に染みてわかりました。

稽古としては伝統派と違い形より組手の稽古が多いように思います。私がフルコンをやっていた頃は基本稽古、形稽古無しで組手稽古だけの道場もあったようです。道場によるとは思いますが、現在では形稽古に時間を割く道場も増えてきたようです。


          フルコンタクト空手と伝統派空手、両方を経験しました。    少年部師範 森田聖幸



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